木炭デッサンの魅力を引きす簡単テクニック!
木炭を使って絵を描くのが楽しくなってきたので、新しい表現に挑戦してみました。
その発見と効果をお伝えできればと思います。
![KANACO](https://sensnoheya.com/wp-content/uploads/2023/08/DF731E18-E593-4737-A15B-8719ACF296D6_1_102_o-150x150.jpeg)
この記事は次のギモンやお悩みに役立つことができます。
木炭で表現の幅を広げるためのテクニック
木炭粉と水と刷毛で、かんたんでラクな、新しい体験を!
鉛筆でデッサンをするように、木炭でもスティックやチャコールペンシルを使って、
絵を描くことができます。
過去の記事で基本的な道具の選び方や使い方をご紹介しています。
しかしながら、アカデミックな「デッサン」というのはハードルが高い印象ですよね。
わたしはデッサン好きですけど、細かいところばかり目について疲れてしまうので、
何か気負わない描き方はないものか探していました。
![KANACO](https://sensnoheya.com/wp-content/uploads/2023/08/DF731E18-E593-4737-A15B-8719ACF296D6_1_102_o-150x150.jpeg)
ポイントは粉・水・刷毛!
![](https://sensnoheya.com/wp-content/uploads/2023/12/IMG_9335-768x1024.jpeg)
木炭を粉末にした状態で、水と混ぜて、絵の具のように筆で描くと、
こんなに表情豊かな描写ができます!
ザラザラ、シャッシャッ、とろ〜、ポタポタ、ビッビッ、…。
様々な音が聞こえてくるような、濃淡とスピード感の描きわけが偶然できる感じ。
完全にコントロールしようとすると難しいですが、
ある程度狙って、ある程度任せる。
これが想定外の効果で、とても楽しく面白いのです。
使用道具はこれ!
先にも述べたように、まず木炭粉。
![](https://sensnoheya.com/wp-content/uploads/2023/12/IMG_9390-768x1024.jpeg)
炭を非常に細かく精製した粉で、通常は筆や指につけて使います。
30mlボトルに入っており、価格は500円前後。
少量で大画面に描けるので、決して高価ではないと思います。
![](https://sensnoheya.com/wp-content/uploads/2023/12/janine-meuche-XV2Jbz6eUOY-unsplash-683x1024.jpg)
刷毛はペンキに使う大きなものでも構いません。
描きたい画面やモチーフによりけりですが、
小さい筆だとすぐに乾いて、タッチが細かくなりがちです。
水をたくさん含むことができる大きな刷毛の方が、かんたんに楽に気持ちよく描けます。
刷毛を使って、よりダイナミックな筆触や独特な効果を体験しましょう。
![KANACO](https://sensnoheya.com/wp-content/uploads/2023/08/DF731E18-E593-4737-A15B-8719ACF296D6_1_102_o-150x150.jpeg)
今回、動物のサイを描いてみました。
刷毛や大きな筆を使うメリットは、線より面で捉えられることです。
陰影と、日があたって明るいゾーンの描きわけが必然的になります。
目・鼻・口・耳など、細かい描写は後回しにしざるを得ないので、
先に全体を捉えることになります。
結果、立体感や空間のあるモチーフを描けるのですね。
そして水が乾くと、画面に残る木炭粉の表情がさまざまで、そこからまた次の一手のヒントを得られます。
![KANACO](https://sensnoheya.com/wp-content/uploads/2023/08/DF731E18-E593-4737-A15B-8719ACF296D6_1_102_o-150x150.jpeg)
下書きのアウトライン(輪郭)を描いておくと、
安心して刷毛を降ろせますよ!
さいごに
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
まるで墨汁と筆で描くような感覚に近く、でも粉の粒子が水の中で動く様子や画面に残される形など、とても面白い体験ができると思います。
完全に乾かなくても、細かい描写をしたければチャコール(木炭)ペンシルを使っても大丈夫です。
ただ、紙がふやけているときは力加減に注意しないと破けます^^;
それから、完成したらフィクサチフなどの定着剤をしておいた方がいいです。
木炭粉は画面に乗っかっているだけですので、指で触ると簡単に落ちてしまいます。
![](https://sensnoheya.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
画面に吹きかけて時間を置いたら完成!
額に飾るのもいいですね。
木炭・チャコールは単純な素材のようで、使い方によっては奥深い画材だと思います。
これからもしばらくわたしは、偶発的な描写を探究していきます!
今回の記事が、みなさまのアートライフに少しでもお役に立てれば嬉しいです^^
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