Domestikaってなに?

Life hack

この記事は以下のようなお悩みに役立つと思います!

KANACO
KANACO

アカデミックな表現から抜け出したくてdomestika受講しました◎

  • domestikaで受講してみたいと考えている
  • domestikaで受講してみたけど日本字幕がなくてわからない
  • 何が学べるのか具体的に知りたい

domestikaは、アメリカのカルフォルニア州バークレーに本社をかまえる、オンライン学習クリエイティブ・コミュニティです。

Domestika
Domestika is the largest creative community. Learn and share from anywhere with online courses taught by the best professionals in the world of design and creat...

instagramで広告がタイムラインに流れてきて、とても心惹かれる絵に目が止まりました。

トーステン・ウォルバー先生の作品☟

https://www.domestika.org/en/projects/1228923-flosshilde
KANACO
KANACO

え、これ私にも描けるようになるのかな!?

so exciting!!!

と気になり、先生のオンライン講座を受講してみました。

ヨーロッパ圏、アメリカ圏で活躍するクリエーターを中心に授業があるのですが、

字幕機能があるので安心!

と思いきや、対応言語が英語、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語…、

日本語やアジア圏の言語はありません(^^;;

domestikaさん、

日本語もプラスしてくださーい🥺

To the theam DOMESTIKSA,

add Japanese subtitles as well,

PLEASE !!!

絵画技法や知識に関する専門用語が飛び出してくるので、翻訳アプリのdeepLや、カメラ撮影から解析してくれるGoogle翻訳を使用しても意味がちんぷんかんぷんになりがちです。

KANACO
KANACO

わたしはPCで受講して一時停止しては、

スマホのカメラを英語字幕に当ててGoogle翻訳してました(汗

なので一例として、私が受けたこの授業に関する内容一部紹介します!

受講クラス講師Torsten Wolber(トーステン・ウォルバー)
クラス名Contemporary Oil Portrait (現代油画 肖像)
授業数全23コマ
総時間4時間52分
言語ドイツ語
授業レベル初心者

この授業のねらい-

現代油絵を探求し、創造力を解き放ち、革新的な技法で表情豊かな肖像画を描きましょう。
芸術的なビジョンとは、私たちがしばしば意識することのない、学習された視点やフィルターによって形作られる。画家のトーステン・ウォルバーにとって、この認識は、彼独自のポートレート技法を切り開く鍵となった。

彼は具体的な結果を待つことなく、自信をもって芸術に取り組んでいる。彼の油絵は、個人コレクションやギャラリーのほか、『Der Spiegel』や『Frankfurter Allgemeine Zeitung』などの出版物にも掲載されている。このコースでは、写真をリファレンスとして使い、形を重視した肖像画を描くための新しい方法を教えます。トーステンをガイドに、大局を見失うことなく、自由で自信に満ちた自分を表現する方法を発見してください。自分の限界を超え、本物のスタイルを表現し、芸術の世界の扉を開いてください!

KANACO
KANACO

では、この授業の全体の流れを見てみましょう。

大きく4つのユニットに分かれています。

Unite 1 イントロダクション

  • 講師について
  • 影響を受けた作品やアーティスト

表現力豊かで、明確で、雰囲気のある絵への憧れは、画家のトーステン・ウォルバーが子供の頃から持っていた。イラストレーションの世界で働いていたころは、ゲーム会社、広告代理店、新聞社、特にネット新聞の表紙や画像を制作していた。長い間、彼は絵で生計を立てたいという願望を脇に置いていたが、ある前代未聞の出来事のために、彼の真の芸術的情熱であるプレイン・エア絵画に専念することを決意した。この分野だけに専念する覚悟を決めたのは、それから数年後のことだった。

domestika

グラフィックデザインを学んでいた頃から、ジョン・シンガー、サージェント、ソローリャ、アンダース・ゾーン、リチャード・シュミットといった古典的な画家たちからインスピレーションを受けていた。現在は、絵画のプロセスそのものからインスピレーションを得ており、油絵に没頭することを好む。彼の作風の特徴は、自由で明確で感情的であることだが、同時に内省的で穏やかであることでもある。彼の作品は主に風景画、社会的テーマ、肖像画で、ドイツ、アメリカ、日本、オーストラリア、イギリスなどのギャラリーや個人コレクションで見ることができる。

domestika

最近、わたしはソローリャの画集を買ったばかりだったので、名前が挙がっていてとても嬉しかったです。

サージェントも大好き。

やわらかい色調が特徴的で、フェルメールも近しいのですが、単純な絵筆のストロークで表現しているところが神業としか思えない。

https://publicdomainq.net/johannes-vermeer-0009760/

講師が「みんな似た画風だと思いませんか」と言われて気づきましたが、というか確信しましたが、何故でしょう。

みんなお互い、同時期で励まし合っていたという素敵な話も聞けました^ ^

Unite 2 制作前の準備、画材道具、配色、グレースケール

  • 画材道具
  • 自分のキャンバスをつくろう
  • 色彩計画について
  • グレースケールを観察し、描いてみよう1
  • グレースケールを観察し、描いてみよう2

このユニットでは、画材や道具の下準備と事前知識の確認にフォーカスしています。

油絵の具

忘備録として絵の具のメーカー、カラーの選び方を記載します。

VAN GOGH
(student quality)
NORMA
(artist quality)
Michael Harding
(high cost)
チタニウムホワイト
カドミウムイエローカドミウムイエロー
コバルトブルーコバルトブルー
クリムゾンレーキルビーレッド
ローアンバー

ホワイトとブラウンは、不透明度が高い方がいいので、できれば学生版よりプロ仕様のメーカーを選ぶと良いでしょう。NORMAは日本で入手困難なので、日本製のプロ仕様絵の具を探してみましょう。

クサカベやターナーといったところでしょうか。

レッドに関しては、メーカーによって名称が異なるのでピグメント構成や色相の値で選べば良いと思います。

クール系のレッドを推奨しているので、RP(Red Purple=紫寄りの赤)からR(Red=純粋な赤に近い)の配置のものを選びましょう。(画像はアクリル絵の具です)

またなぜ、学生仕様のゴッホを講師は好んで使用しているかというと、

まず、ピグメント密度が高いこと。

そしてベニバナ油ベースで、亜麻仁油ベースより黄色味が少ないこと。

黒に関しては、ブルーとブラウンを混ぜて有彩色の黒を作ります。

シンナー

Bitly

シンナーはテレピン油ではなく、無毒のギャムソル、オレンジピールからつくられたZestit、ラベンダーベースのチェルシークラシカルを使用。

これらは、匂いに敏感な講師にも安全でお墨付きだそうです。

senellierのチューブタイプシンナーは実用的で、無毒でおすすめです。

そして、亜麻仁油。こちらも用意しておきます。

UnsplashYannis Papanastasopoulosが撮影した写真

講師は毛のブラシを好んでいます(豚毛ですかね)。

油彩筆は12号と、細部用に8号。

極小筆は主にサイン用に。

絵の細かい部分に関しては、パレットナイフの尖った先端を使うことが多くなったと言ってます。

それに長いブレードで広い領域も塗れるので、筆と一緒にパレットナイフも必要です。

UnsplashSteve Johnsonが撮影した写真

そのほかの道具、キャンバス画面の作り方、グレースケールの見方・考え方の説明については本編をご覧ください。

特にキャンバス画面の作り方、グレースケールのペイントは動画をみた方がわかりやすいと思います。

KANACO
KANACO

以下、講師の説明を翻訳した忘備録です。

めっちゃくちゃ長いので、イメージが難しそうでしたら飛ばし読みしてください◎

Unite 3 制作工程

  • テンプレートの選択
  • 描きはじめよう
  • グリッド線と転写
  • ネガティブ・ブロック
  • 全体をブロック分けする1
  • 全体をブロック分けする2

テンプレートの選択では、この講義では写真を使用して描くので、

素材選びのポイントから説明しています。

選んだら、それをどうやってキャンバスに写すかの方法を教えてくれます。

KANACO
KANACO

自信のある人は、転写せずそのまま描き始めましょう。

続いてブロック分けのおはなし

グレースケールを理解しておけば、なんとなく言ってることはわかるのですが、

いざ描き進めていくと、色彩と陰影、そして細部描写に惑わされて迷子になりがちです。

なので、ここで大まかな色彩計画を立てよう、ということなんですね。

ファースト・ブロッキング(ダーク・エリアとラージ・エリア)

キャンバス全体を、すべての色調値で一度に1つずつ埋めていきます。

ということで、まずは、背景、髪の毛、影、肌の色などの大まかな部分の色づくりをしていきます。

この段階では、正確さを求めすぎないように。

自分自身が「まだ何をするのかわからないモード」の中で、手探りしながら進めていきます。

肌の色をつくる

ライトが当たる、明るくて暖かいペール・オレンジ。暖かい色調になります。

パレットナイフで絵の具を混ぜたら、モデル(画像)にかざして確認します。 

何度も言いますが、このファースト・ブロッキングでは正確さを求める必要はありません

ラフな色と形をキープしましょう。

色を混ぜる順番に決まりはありません。

背景の色をつくる

次は背景色を作りましょう(ここの画像では緑)。

もし違うなと感じたら、常に混ぜ足していきましょう。

大抵は描き進めていくと、絵の具が足りなくなります。

最後に絵の具を多く作りすぎてしまい残ったとしても、

残ったすべての絵の具を混ぜて瓶に詰めておきましょう。

時間が経つと、素晴らしいグレートーンの絵の具が出来上がります。

そのグレートーンの絵の具を、あなたはいつも必要とするでしょう。

絵の具を混ぜるときに自問することは、できた色が対象に比べて、

「明るいか」「暗いか」「赤いか」「青いか」「黄色か」です。

そして、ゆっくりと忍耐強く近づけていきます。

でも、色を正確にしすぎないように気をつけてください。

修正するのは最後の段階だけです。

今は、”ほぼ近い”だけで十分です。

さもないと、のちにデッド・エリアができてしまいます。

髪の毛の色をつくる

他に大きなエリアは何でしょう。

(今回では)髪の毛ですね。当然、オレンジからはじめましょう。

赤、ブラウン、黄色を足していきます。

均一なベタ塗りをせず、光の変調を利用します(下地を見せるムラ塗り)。

そして、暗い部分は、キャンバス上で直接混ぜることができるようにします。

次にスモール・セクションに移りましょう。

髪の毛用に作った絵の具に、ブラウン、赤を足して、深みのある暗いトーンを作ります。

基本的に色を暗くするときは、補色(オレンジには青、黄色には紫)を足します。

そうするとグレイッシュになり、元の色は鈍くなります。

背景、肌、髪2段階のそれぞれ色を作りました。これらを使って画面を埋めていきます。

ダーク・エリアを塗り込む

まず、暗いエリアから塗っていきましょう。

暗い→中間→明るい エリアの順に塗っていきます。

多くのアーティストは中間から塗り始め、明るい→暗い の順で描きます。

どちらでも構いません。好きな方を、あなたの選択にお任せします。

大きなエリアを塗る時は、ブレードが長いパレットナイフ、あるいは大きな刷毛を使用します。

この段階では細部を気にすることはありません。

不必要だなと思う箇所は後で取り除くことも、

必要だなと感じる新しい色を描き足すことが、後でできるからです。

今は全体に絵の具を塗り広げることが大切です。

キャンバスにたくさんの素材がある時はなおさら、この方法が簡単です。

暗い部分から描き始める理由ですが、

明るい箇所を暗くするよりも、暗い箇所を明るくする方が簡単だからです。

その方が、その逆や、あえてこのエリアを暗くするよりもずっと簡単なのです。

この段階では白は使いません。

白を使わずに暗エリア→中間エリア→明エリアと移っていきます。

暗いトーンを本当に暗くするのはとても難しいのです。

残された暗い部分は、白がない方がより特徴的に見えてくるでしょう。

(ということで、講師はかなり広範囲に有彩色のブラックを塗り広げています)

講師はパレットナイフを愛用している理由について、

筆は画面上で、異なる色同士を混ぜるのに対して、

パレットナイフは異なる色の隣に置いていく感じが好きなようです。

そのナイフの痕跡として色に鋭いエッジができるので、その形がいいと言っています。

これは個人の好みに合わせて、使用するかしないかを委ねています。

筆のやさしいエッジは、あとでシャープに整えることもできます。

その逆も然りです。

有彩色ブラックのエリアを塗ったら、次は髪の毛の暗い部分を塗っていきます。

均一に塗るのではなく、ラフに、ムラを残すように。

きれいに塗れないのではなく、そうする必要があるからです。

不完全な表面にインスピレーションがわくのです。

次に、目と口を表出させていきましょう。

髪の毛の暗い部分ように作ったダークブラウンに、赤を足して、

目・鼻・口を表示していきます。

注意してください。目・鼻・口という概念で描くのではありません。

ダーク・エリアとして、抽象的に捉えることが大事です。

「大きな鼻だ」「彫りの深い目だ」「印象が違う」などと評価してはいけません。

純粋に抽象として観察してください。

これでダークエリアは終わりです。

4つのブロック確認

画面をタテヨコ4分割して確認しましょう。

全体をいっぺんに確かめる必要はありません。

各4つのエリアを対象と見比べて、目・鼻・口・顎などがおよそ正しい位置に配置されているか、

ここで軽く修正してください。

顔パーツ以外にも、肩や腕、手、帽子やアイテムがあればそれも確認しておきましょう。

難しいことも、このように細分化すればだいぶ簡単に把握できます。

ネガティブ・エリアとラージエリアを4分割すれば、確認作業のストレスは軽減されます。

また、お互いのエリアの移行間でエッジをやわらかくするか、硬くするかもここで修正していきましょう。布でぼかしてグラデーションにしてもいいですし、ナイフでくっきり区別してもよいでしょう。

中間エリアの塗り込みへ

中間エリアと思しき箇所は、ここでは、背景、肌の陰、首などです。

大抵、どこが中間層なのかわからなくなります。

そこでおすすめなのが、A5サイズほど(ポストカードくらい)の大きさのダンボールを用意することです。

UnsplashLaika Notebooksが撮影した写真

ダンボールの明度はだいたい40%ですので、およそ中間色なんです。

それを対象と比べて確認していくと助かるでしょう。

背景の塗り込み

背景から塗っていきますが、相変わらずパレットナイフを使用して、

抽象的に捉えて、かつベタ塗りするのではなく、下地の色をチラ見せしながら、

不完全さを狙って塗っていきます。

この段階でパレットナイフのエッジは大きく無骨でうつくしくはありませんが、

それが絵の仕上がりの段階になって、絵全体がクールに見える有効な要素として働くことがおおいにあります。

逆にそうではないかもしれませんが、とにかく今は放置しておいて大丈夫です。

まだ、それが良いか悪いか判断するには早すぎるのです。

明らかに失敗だと思ったことですら、今は判断するべきではありません。

放っておきましょう。

肌の陰部分を塗る

では、次に肌の陰部分やキャップの陰部分に移りましょう。

写真を見ると、暖かい光とブルーシャドウの関係性は明らかです。

肌の色用に作ったペールオレンジにブルー、赤、紫と少しずつ混ぜます。

何色なのか判断しづらい場合、それらはたいていグレーです。

あたたかいグレーか、冷たいグレーか観察します。

そして前出の自問を続けます。

「明るいか」「暗いか」「赤いか」「青いか」「黄色か」。

暗い部分にグレーを多用すると背景に溶け込んでしまい、フォルムを見失いがちです。

なので、同じ明度の赤を使って、マークしておくことをおすすめします。

人物なら、画面の隅っこにありがちな肩のライン、髪の毛と腕の境目など。

くっきり境界線を描くのではなく、隣り合う色同士をぼかしていくといいですね。

ブルーの中間トーン塗った額の中に、変調として赤色があることに今気がついたので、

わずかにパレットナイフで赤を掬い取り、引っ掻きながら塗っていきます。

明るい光が当たっている頬の耳付近の陰、後で色を混ぜるときにグレーにならないように、赤みの強いオレンジを塗っておきます。

鼻の下、太陽が肌を通して輝いていて彩度が高いところです。

この明るさについて、この機会を逃したら、もう後にはこの輝きを捉えられないでしょう。

ブラウンではなく、強い彩度のレッド・オレンジを塗ります。

そして、口元を描いていきましょう。

ざっくりと色をおいていきます。

さて、ここで暗い頬に落とした緑の下地を、講師は予期せぬ良い効果として残しておきたいと言っています。

写真どおりに描くことを目的としていないポイントとして、

キャンバスの中に計算していたわけではないハプニングを気にいるかどうか、

自分で決めていきます。

これで中間トーンについては終わりです。

ライト・トーン

肌の明るい面、こちらもパレットナイフでざっくりとペールオレンジを乗せていきます。

反対の暗い頬にさしかかる光も、ワントーン落としてラフに乗せます。

正確さは必要ありません。何度もマントラのように唱えましょう。

いまは開発段階でもなく、細部を描く段階でもないのです。

せっかちな人向けではないですね。

唇にもライトトーンを乗せましょう。

首、ここにも、暖かいオレンジと冷たいブルーがくっきりと分かれています。

背景のカラーは、対象物に反映しています。

スタジオ撮影のような背景色は、肌などの陰影に反映してシャドウカラーを作り出しています。

光が当たっている箇所ではこの影響は強くありません。

モデルが被っている白のキャップは、

背景色(緑)と暖かい光の色を混ぜてつくります。

つばのエッジにも、着色ではなくブロック状に絵の具を置いていきます。

次に唇。

多くのビギナーは、唇が暗いと知っているため、暗く描きすぎてしまいます。

知っている唇のカラーを作って、画面にのせてわかるように、

実際はもっと肌の色に近く明るいのです。

クールな赤を用意しているため、あたたかくトーンを整えるにはいつもカドミウム・イエローが必要になります。

では、これで全画面を埋めました。

次のステップでは信じられない体験をするでしょう。

Unite 4 完成に向けて

  • 新たな躍動感を与える
  • 細部の描き込み1
  • 細部の描き込み2
  • 細部の描き込み3
  • 細部の描き込み4
  • プロポーションと色調のコントロール1
  • プロポーションと色調のコントロール2
  • プロポーションと色調のコントロール3
  • プロポーションと色調のコントロール4
  • プロポーションと色調のコントロール5

デザイン・バイ・アクシデント

UnsplashSarah Brownが撮影した写真

ここから普通は細部描写にうつる段階ですが、

保守的になってはいけません。

シンナーをつけた筆で、画面に幾つかのストロークを大胆に入れます。

メチャクチャにするわけではありません。

新たな刺激を与えるための、絵崩しを行います。

目的はありますが、コントロールの範囲ではありません。

パレットナイフでも、シリコンパレットでも、多いな面、太めのストロークで、

偶発的に、絵の具に動きを与えていきます。

ここで画面上に作った新しい色、新しいストロークなどは、

あとで要る要らないの選択をしていきます。

細部描写へ

UnsplashMargaret Jaszowskaが撮影した写真

まず、絵の具が十分にあるか確認しましょう。

ここまででかなり消費しているはずです。

再度、パレットに絵の具を作りましょう。

そして、画面の中に戻って、描き込みたいところ、あるいは取り除きたいところ、

自分で決めていきましょう。

細部描写といっても、シェイプをはっきりさせたり、正しく描いていくわけではありません。

トーンを一致させることに注意を払う感じです。

そのための細かいストロークを足していく。

物の境目を区別したいときは、ハッチングストロークではなく、太く大きな、一筆かきのままにしておく。

気に入らなかったら修正してください。でも一回だけ。

この筆運び、ストロークは画家を特徴づけるスタイルであり、

講師はタテヨコ垂直水平に角のある大きなストロークを好んでいます。

他に、斜めストローク、叩くスロトークなどを駆使した画家もいますので、

まずは真似してみて、好みのストロークを探してみてください。

細部のトーンを調整していくうちに、

例えばモデルの視線が定まっていないこととか、

偶発的な効果を求めて描いたストロークにより輪郭がボケて不安定だとか、

フォルムに対して不快感を感じたら、

その気持ちに答えていきましょう。

ただし未だ、ワンストローク描きのままです。

目、鼻、口、眉、顎、髪…といった先入観は大敵です。

あくまでもトーン、色調を細く、目を細めて観察するだけに留めましょう。

この段階での取捨選択は、完全にあなたの判断に委ねられます。

合ってるか、正確かという判断基準ではなく、

快・不快、好き・嫌いの基準で。

さいごに

めっちゃくちゃ長くなってしまいましたが、参考になりましたでしょうか。

このように、かなり充実した説明を動画で学べます。

価格は周期的に変動しているようですが、

元値の6,700円には戻りそうにもなく、

1,000円台で受講できます。

ここでは伝えきれない雰囲気をサイトで確認してみることをオススメします!

このほかにわたしは、

セルフプロモーションの方法や、Instagram投稿のコツ、チャコールデッサン表現の探究など、

年に1回のブラックフライデーの大安売りの時にいくつか買いました。

定価6,700円のコンテンツが全て870円で目が眩んでしまいましたがw、

お買い得だったし、買って良かったです^ ^

アーティスト自身が説明しながら描き進めていくっていうのは、

案外少ないんじゃないかなと思います。

なので、とても貴重で勉強になる体験になりました。

他にも、料理や写真、アニメーション、服づくり、インテリアデザイン、マーケティング、セールスプロモーションの方法など、世界で活躍しているクリエーターたちの授業が受けられるので、

新しい知識や刺激が得られること間違いなし!

ちょっと、翻訳が大変だけどね。

英語やそのほかの外国語に抵抗がない方は、

ぜひぜひ、サイトのプレビューを覗いてみてくださいね。

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