『センスの部屋。』をご覧いただき、ありがとうございます。
センスの部屋。とは
日常生活の中で忙しくても、アートを楽しむ時間や方法を見つけることは重要です。
さまざまなアートのテクニックや手法、アートの効用について紹介し、みなさまが自身のアートライフを充実させる手助けをします。
また、アート関連のニュースやトレンド、新しい技法や画材の紹介などを行い、みなさまに最新の情報を提供します。
自己紹介
はじめまして。KANACOです。
わたしは子どもの頃から、図画工作やお絵描きが大好きでした。
外遊びももちろん活発にしていましたが、とりわけ美術・芸術は何か親近感のあるジャンルでした。
普通科の高校に通っていましたが、ある美術の授業のときのこと、
人前でスピーチするのが大の苦手な自分が、一枚の写真に込めた思いをクラスの前で堂々と話し、
先生やクラスメイトから称賛されたことが今でも忘れられません。
その一枚の写真は、写真家が撮った一人のポートレートです。
顔はレザーの覆面を被り、半裸の体には無数のタトゥー、ボディピアス、痛々しいボンテージ姿です。
人前に持ち出すにはかなり勇気のいる、衝撃的な写真。
なぜその一枚を選び、みんなの前にスピーチしようと思ったのか。
ポートレートというと、肖像画であり、顔写真のようなものを想起しますが、
この写真から伝わるメッセージは、顔以外にある「自分とは」という蓄積した情報でした。
当たり前、普通、固定概念がいかに巷に溢れているか、そのことを瞬時に考えさせられたのです。
うわべだけの読書感想文とは違い、何か、わたしの中の奥底から湧き上がる疑問が呼び起こされた感じです。
これこそがアートであり、本当の自分でいられるヒントが掴める瞬間なのだと思います。
その後、美術の先生の勧めで美大に行きましたが、私の探究するアートは商業用に利用されており、
資本主義社会の餌食にされる感覚が、当時の若いわたしには辛すぎて、デザインの世界には行きませんでした。
社会人になり、社会に馴染もうと懸命に努力し、我慢や譲歩の日々を過ごす中、
アートは心身を救う源泉であり、自分らしさを見失わないためには、なくてはならない存在です。
わたしの場合、手先の器用さのおかげで、ドローイング、洋服づくりや革小物づくり、部屋のDIYなどの趣味を通して、
いかに自分らしさをアウトプットできるか模索し続けています。
忙しい現代の中で、同時代に生きるみなさまに向けて、お役に立てる情報が届けられたら嬉しいです。
また、みなさまのご質問や意見、体験談も大歓迎です^^
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